症状にも生い立ちがあります

「病に歴史あり」

症状には必ず生い立ちがあります。突然変異という事はありません。

私達は「当たり前の」日常を通して腰痛や肩こりを育んでいきます。「当たり前の日常」だから当事者としては全く自覚が無い訳です。

だから患者様は皆さん口を揃えて「急に痛みが出てきた」と仰います。

急に出てきたのは「痛み」だけであって「負担」はずっとカラダに押し付けられていました。

代償性をフル活用し時に代償性を組み合わせて、それでも耐え切れなくなったから「痛み」として顔を出した。

それが「病に歴史あり」という事です。

症状を根本的に解決するにはこの「歴史」を紐解く必要があります。

何がどうなって、今の症状が水面下から顔を出したのか。そのプロセスを明らかにしない限り症状は舞い戻ります。

「痛みを逃がすだけ」では対処療法に過ぎません。カラダはどんどん傷ついていきます。

なるべく早い段階で「健康意識」を切り替え、カラダと向き合う様にしてあげましょう。

虫歯と同じで早い方が圧倒的にメリットが多く、放置と後回しは大きすぎる代償を払うリスクが高過ぎます。

私は寝たきりレベルのヘルニアでその代償を払いました。