行けばわかる

私も小さな整体院をやっています。

私がここでお世話になる様になった理由はそれなりにありまして。

元々、帰省の度に施術をしていた友人が段々と重症化していったので「もう、生活圏で良い院を探した方が良い」とアドバイスをしたのがきっかけです。

それから数カ月。

「何か、良い院見つけた」

とGWに帰省してきた友人。今までは段々と状態が悪化していたのに、検査をしてみると本当に元気になっていました。

え？どういうこと？どれだけ通わされたの？

友人曰く「1ヶ月に1回、計4回」との事。

そんな馬鹿な？あの体を？嘘だろう。

どうしても納得がいかなかったので立場を伏せて私も受けてみる事にしたのです。

恥ずかしながら症状を隠して、適当な事を問診に書いて臨みました。負けたくなかったからです。

「問診と身体が一致しない」

すぐに不自然な状況に先生は気付きました。それだけ検査が丁寧で細かいのです。そして、敢えて伝えていなかった自分の不調も全て見抜かれました。

「身体に直接聞く」というHPの言葉に嘘はありません。本当にそうです。

こんな丁寧な検査は私自身初めて受けました。カルチャーショックでした。

そして、患者と先生が一体となって進む施術も初めて経験しました。この様なスタイルは見た事がありません。

自分自身が人様の身体を触れる、健康をサポートする仕事をしているからこそわかるんです。

この施術の下地には膨大な知識と手間が掛かっているという事が。

そして、ここではそれが「当たり前」の事であること。

受けてて自分が情けなくなります。同じゴールを目指しているはずなのに、どうしてこんなに「差」が生まれているのか。

自分には何が足りないのか。

同業者として思い知らされました。

施術と宿題が相互一体という考え方もとても新鮮です。だから友人の身体は安定しているのかと納得。

勝ち負けではなく、気持ちが新たになった気分でした。

自分もこの先生の様な道を進みたい。だから私は今も年6回こちらでお世話になっています。

患者として施術家として学んでいるつもりです。

私がもし俊カイロと同じことをしようとしたら、恐らく4時間は掛かると思います。

それくらい、高圧縮の掛かった施術です。

正直、この先生をして「余りに遠過ぎる」と言わしめるお師匠様のレベルが想像つかないです。今の自分では。

今コロナで大変なはずなのに、目の前のすべき事、できる事に集中をしている軸の強さもお見事です。この先生はブレない。