最近、起立性調節障害でお悩みの中学生、高校生の方が増えています。ご本人もそうですが何より悩まれているのはご両親、特にお母様です。
色々とお話を聞いていると(体感的には)7~8割が「生活習慣」で片付いていくのですが、何より驚く事が1つあります。
起立性長節障害
この診断を病院で受けているにも関わらず「シェロング試験」をしていないケースが多い事です。
起立性調節障害の客観試験としては「シェロング試験」が基本だと考えていますが、ここにも「時短」の波が押し寄せているのでしょうか。
保険診療は「手間」を省かざるを得ない。それは診断という最も重要なファクターに最も響く様な気がします。
根が深い問題ですよね。