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個人差はどうして起こる?
妊婦さんの腰痛は個人差が非常に大きいです。全く痛くない人もいれば、起き上がるのも辛いという人も出てきます。年齢や体型、食生活などの要素は沢山ありますが、絶対的な条件は未だに明らかになっていません。
「個人差がある」という曖昧な区分となっています。
今までの健康貯金の差
これは私個人の見解ですが、妊婦さんで腰痛になる・ならないの差は「妊娠時点での健康貯金」が大きく関わっていると感じています。多くの妊婦さんは実際に腰痛が出てから対策に取り組むケースが多いのですが、それは対処療法にしかなりません。
実際に腰痛に悩まずに妊娠期間を乗り切ったママには特徴があります。
- 「常日頃から健康意識が高い」
- 「妊娠前から健康的な生活だった」
このケースが圧倒的に多いです。私はこの「健康貯金の差」が妊婦さんの腰痛の明暗を分けていると思います。
妊娠してからは「貯金切り崩し」
これも私の見解ですが、ママが妊娠をした瞬間から健康貯金は「切り崩し」へと入ります。赤ちゃんがどんどんママの貯金を持っていくので妊娠してから貯金に取り組もうとしても「目減り量を減らす」事で精一杯になるのです。
この時に、妊娠前までに十分な健康貯金が貯蓄されているママの場合は、出産まで健康貯金が底をつきません。妊娠体型による負担は同じく溜まるのですが、それに耐えうるだけの健康資産があるのです。
溜った負担を逃がす事
妊婦さんの腰痛は「健康貯金」が底を尽きた時に起こります。そして、妊娠した時点で「赤ちゃん」が健康貯金を崩し始めるので新たに貯金をする事は困難です。
でも、この腰痛は何とかしたい。
そこで大切になってくるのが「負担を逃がすこと」になります。 健康貯金が無い以上は負担が溜っていく事を避けられません。ならばママにたまる負担を定期的に外に逃がす事で腰痛の発症を抑えていくのです。
これは根本療法とは言えませんが、出産までの「対処療法」としては非常に効果的です。期限のある限定的な状況においては「対処療法」も十分に効果的な手段だと言えます。
妊娠期間中は一つでも多くのストレスを解放しましょう
妊娠~出産までの期間は妊婦さんはとてもナーバスになります。そしてそれは自律神経系を通してホルモン分泌のバランス調整に思い切り影響を及ぼします。女性は「肌のトラブル」や「便秘」といった自覚しやすい部分に目が向いてしまいますが、実は「赤ちゃんの寝床環境」に大きく影響を及ぼしてしまうと覚えておいてください。
ざっくり言いますと、ママのストレスが溜まると子宮は「赤ちゃんにとって寝心地の悪い場所」となってしまいます。ママの精神状態と赤ちゃんの寝床の環境は一致するのです。
ですので、妊娠期間中のストレスは一つでも多く外に逃がした方が良いです。パパからすると「ママばかりずるい」と感じるかもしれませんが、そこは「赤ちゃんの為」だと理解してもらいましょう。
吹田、摂津千里丘で腰痛でお困りの際はお気軽にご相談下さい。
施術費用は6,980円/回
当院のマタニティ整体/妊婦整体の費用は6,980円/回となります。
全身調整の中で妊婦さんに負担の無いルートと施術を選択しながらの施術となります。
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