吹田市千里丘で肩こりにお悩みのあなたへ

肩こりにお悩みのあなたへ

今、あなたを悩ませている「肩こり」は腰痛同様に非常にシンプルな仕組みで起こっています。改善する方法は幾らでもあるのですが、生活を変えることなく改善させるのが難しい。それが肩こりが減らない一番の原因です。

1.肩こりは血流不足が原因です

国民病とまで言われている「肩こり」ですが、原因は「血流不足」です。肩の筋肉に血液が十分送られていないから起こります。今、あなたの両肩の筋肉は簡単に摘まめる程に「身が詰まった鶏肉」状態になっているはずです。正にそれが原因です。

「肩に力が入り続ける」事で肩周辺の筋肉が血液ポンプとしての機能を果たせなくなるのです。そして肩こりが起こります。私達を悩ませる 国民病は物凄くわかりやすいメカニズムをしています。

2.原因筋もほぼ共通です

肩こりを起こす主な筋肉はほぼ全国共通です。

  • 「僧帽筋上部」
  • 「肩甲挙筋」
  • 「菱形筋」

これだけです。肩に力が入った瞬間にこの3つの筋肉がガッチリ固まってくれます。そして血液がせき止められてしまうのです。ただ、問題は「何でそこがガッチリ固まるのか?」なんですね。これが個人差が著しいところです

ですので、自分自身の原因については施術の中で追いかけていきましょう。答えはあなたの身体が詳しく教えてくれます。

3.肩こり2大要素をどう克服するか

肩こりの原因筋を固めてしまう要素は主に二つです。

  • 1.姿勢
  • 2.ストレス

肩こりはこの二つの要素が絡んで生まれます。「姿勢」はパソコンや伝票整理、車の運転などの「継続的な同一姿勢」です。そして「ストレス」は心配事やイライラ、気持ちの緊張などが交感神経を刺激し、無意識に「肩をいからせる」状態を作ります。こちらも「継続的な同一姿勢」ですね。

つまり、「環境由来か心由来か」の違いであって、どちらも「肩をいからせる」という同じ状態を作り出します。その結果が肩こりなのです。結局は「肩をいからせ続ける事」が肩こりの原因という事であり、「何が私の肩をいからせているのか?」という点が個人の肩こりの根本原因となります。それを一緒に探っていきましょう。

「避けられないもの」が原因の辛さ

肩こりが国民病となったのは「生活の上で避けられないもの」が主な原因だからです。肩こりが辛いからといって仕事を変える訳にはいきませんし、肩こりが辛いからと人間関係を放棄する訳にもいきません。姿勢もストレスも「日常で向き合わざるを得ない」から厄介なのです。だから肩こりは減りません。

どう向き合うかが肝になる

肩こりの根本原因は「相手がある事」が殆どなので、根本的に解決できるという事はまずありません。自分ではコントロールできないからです。ですので、発想を変えていく事が大切になります。根本解決よりも「肩こりを起こさないリズムを作る」事に目を向けるのです。

姿勢の問題は「運動」を加える事でカバーをすれば負担逃しになります。ストレスの方は向き合い方を変えるか、定期的にストレスを発散するリズムを作る事で肩の負担を逃がす事ができます。溜るのは仕方が無いとして「定期的に抜く」対策を取るのです。肩こりがでなくなるのであればそれはそれで良いと思います。

ここで「根本解決をしたい」と強く願うと「根本解決ができない状況」が新たなストレス源となって肩こりがひどくなるかもしれません。

4.自分の肩と会話ができる様に

肩こりを克服する為には「自分の肩と会話ができる」事が大切です。身体の声を聞けるようになれば「あ、そろそろマズイかも」と自分で状況のコントロールが可能になります。そうなれば早い段階のセルフケアによって肩の問題を未然に防げるのです。

「身体の声を聞く」のは経験を積めば誰でもできる様になります。ですので当院での施術を通して「身体の感覚」を一緒に養っていきましょう。身体の使い方を覚える事で肩こりだけでなく日常生活の様々な部分で「楽」「軽い」を感じる様になります。

肩こりは神経質な日本人に多い

実は肩こりは日本人特有の症状です。海外ではそれに該当するものがありません。それは「日本人の神経質な気質」が大きく関わっているとされています。真面目過ぎるからか、目の前の事を物凄く意識したり気にしたりする傾向があり、結果的に交感神経を刺激し続けているのです。

偏頭痛に繋がる場合も

肩こりで悩む女性に多いのが「片頭痛」の症状です。結構「薬が必要」というレベルの人も増えてきた印象があります。

  1. 血流障害による片頭痛
  2. 神経圧迫による片頭痛

実際にはどちらも重なり合っての発症だと考えられますが、どちらの場合であっても「肩こり」に悩んでいる事が多いです。

1.血流障害による片頭痛

事務仕事をしている人に特に多いのがこちらです。キーボードの使い過ぎで脇が閉まり、肩が上がった状態で指先と目だけが頻繁に運動をしています。これでは肩コリが起こらない方がおかしなくらいです。

そして脇から血流が障害されてしまい、首~頭への血流が十分に確保されません。頭部の酸欠によって片頭痛が発症します。これは体操やストレッチ、温浴等、運動とケアを日常に組み込む事で殆どが改善します。改善しない場合は「取り組みが不十分」なのか「神経圧迫が関わっている」かのどちらかです。

2.神経圧迫による片頭痛

最近、若い世代に増えてきた片頭痛はこの「神経圧迫」が原因と考えられるタイプが多いです。当院の場合は「後頭関節」の調整で対応しています。片頭痛の特徴としては「目の奥が痛い」「頭の付け根が痛い」という自覚症状が多いです。

いわゆる三叉神経に沿った部位に症状が起こっているのですが、これは自覚・無自覚を問わず「抜けないストレス」が日常の何処かに居座っているケースが多いです。特に多いのは「職業上」「職場上」の人間関係や業務内容が関わっているケースです。