魔女の一撃
一瞬で日常を破壊するが
8割は3日で回復する
ぎっくり腰について
「魔女の一撃」と呼ばれる程の激しい腰痛がぎっくり腰です。
簡単に言えば「腰の捻挫」ですので、足首や手首の捻挫と変わりません。靭帯が伸ばされた事による炎症反応です。
ただ、上半身を支える土台部分の捻挫なので、その影響が足首や手首に比べると圧倒的に大きくなります。
ですが、捻挫であることに変わりないので、対処法も捻挫と同じです。
ぎっくり腰の症状
ぎっくり腰の症状はわかりやすい。
余りに激しい腰痛
これが全てです。
ただ、その激しさが本当に凄まじく場合によっては悶絶します。
- 腰から上が全く支えられない
- 寝返りを打てない。
- 笑う・咳をするだけでも骨に響く
経験すると「あ、これね」とすぐにわかりますが、本当にその辛さは半端ないです。
トイレに辿り着く事すら困難で、便器に座ったら今度は立ち上がるのが困難になります。
トイレまでの距離がどれだけ遠く感じる事か。
でも、回復は案外早い。
症状が激しいぎっくり腰ですが、その回復は案外早いです。
基本的には3日待てば一気に回復します。
経験的には3日間で7割は回復するでしょう。
ですので、ぎっくり腰は「3日間の安静」が確保できるならそれ程心配する必要はありません。
発症日をピークに回復していきます。
ぎっくり腰の原因
ぎっくり腰はある日突然やってきますが、その原因は大きく分けて二つです。
- 大きな負担が一気に腰に襲い掛かった
- 小さな負担が積み上がり限界突破。
日本のぎっくり腰は後者の「蓄積型」が多いです。
日常生活の小さな積み重ねが引き寄せるギックリ腰。それが日本のぎっくり腰です。
ぎっくり腰の身体に起こっている事
ぎっくり腰の身体は実に特徴的です。
腰が土管の様に固定しています。
これは「限界を超えた腰」を守るためにオートマチックで作動した安全装置です。
ぎっくり腰への対処はこの「自動制御」の腰を解放する事です。
ですが、これは患者様自身ではどうにもできません。私達が外からゆっくりと緩めた上で必要な部分を締め直していきます。
画像引用:https://goo.gl/urj46g
正に北風と太陽
緩めるべき部分を緩め、引き締めるべき部分を引き締める事で全体のバランスを整えていきます。
ぎっくり腰は捻挫による炎症痛がありますので、一瞬で痛みが「0」になる事はありません。
ですが固定した腰に動きをつける事は十分に可能です。
そして、ぎっくり腰は「痛み」よりも「動かせる事」の方が大切なのです。
ぎっくり腰の「癖」
ぎっくり腰にまつわる都市伝説(?)に「ぎっくり腰は癖になる」というものがあります。
これは半分正解で半分は間違いです。
生活を改めないから癖になる
ぎっくり腰が癖になる最大の原因は「発症前と変わらない生活を送るから」です。
これは同じ条件での再発に過ぎません。
決して「癖」ではないのです。
痛めた部分は弱くなりますが、身体の使い方をしっかりと学び、生活に変化を溶け込ませる事で「再発しない腰」を作り上げる事は実は簡単なのです。
「仕事を休んでられない!」という方は
ぎっくり腰で問い合わせをされる患者様は殆どが「今すぐ何とかしないと!」「仕事が!」「子供の世話が!」と押し寄せる日常に追い込まれています。
組織の損傷自体は「時間薬」となりますが、動かない身体を動かせる様に戻すことは施術の得意分野です。
もし、吹田市、摂津千里丘でぎっくり腰にお悩みの方はお気軽にご相談下さい。
俊カイロのぎっくり腰の施術は「全身調整」での対応となり6,980円/回となります。