【自分で何とかしたい】ぎっくり腰への対処法
突然、腰に雷が走る「ぎっくり腰」ですが、「今、動けないのは困る」という場合を除いては自宅で対処できますし、そうすべきです。
そんな、ぎっくり腰への対処法は主に3つです。
- 1.安静
- 2.冷やす? or 温める?
- 3.動ける範囲で動く
1.安静
ぎっくり腰に限らず「痛みを伴う症状」は安静が一番の薬です。「痛み」という感覚自体が脳からの運動ストップのメッセージです。
そんな時に痛みをこらえて動く必要はありません。痛み止めを服用して動くなんてもっての他です。
ぎっくり腰となった腰が求めているのは以下の三つです。
- 1.副交感神経の刺激
- 2.修復用の血液・栄養
- 3.修復までの安静時間
それを一度に与える事ができるのは「安静」です。時間が確保できるなら安静で回復を待つのが一番自然です。
2.冷やす? or 温める?
ぎっくり腰をはじめとする「炎症反応」に対する初動処置として「冷却」が一般的だと思います。目的は「炎症反応を抑える事」です。
「痛みを抑える」という意味ではそれは正解だと思うのですが、そもそも治癒反応である炎症を抑えるというのが私にはどうしても納得がいきません。
ですので、私はぎっくり腰になっても初動処置は安静と「温める」です。痛みは強くなりますが、血液を患部に送ることを最優先としています。
炎症を抑えた方が回復が早い、という人が多いのですが、炎症を学べば学ぶほどに「?」が浮かぶばかりです。
炎症とは治癒反応そのものです。
身体が自分で修復しようとしている反応を抑えているのにどうして回復が早くなるというのでしょうか?
科学的根拠がどうとかの話の前に、炎症を抑えて回復を早めるという理屈自体が辻褄が合わないんですよね。「腫れが引く」事を治ったと受け止めているのかなと思います。
腫れ自体も治癒反応です。正に修復真っ只中の生理現象です。
3.動ける範囲で動く
ぎっくり腰の場合はトイレすら大変になるので「動ける範囲も何もあるか!」となりそうですが、動ける範囲というのは少しずつ回復する中での話です。
ぎっくり腰は3日目あたりから動ける範囲が広がってきます。その時に取る対応は主に2つに分かれます。
- 用心して動かない人
- 嬉しくなって動き回る人
どちらも不正解です。
身体はまだ回復している途中ですので、回復に合わせて「動いても痛くない範囲」で動かす様にしてください。
その小さな運動は血液をどんどん全身へ巡らせてくれます。歩くたびに薬を身体に届けている様なものだと考えましょう。
今すぐ何とかしたい!場合
自宅でぎっくり腰を改善させていくには「時間」が必要になります。
- 「今すぐ何とかしたい!」
- 「時間を節約したい!」
- 「早く楽になりたい!
この様な気持ちになってきた場合は、お気軽にご相談下さい。
俊カイロには吹田、摂津市千里丘でぎっくり腰に悩んでいる患者様が来院されています。