【過去記事】腹横筋をしっかり使って腰痛をやっつけよう!

腹横筋を使って、腰痛をやっつける!

腰痛を早く改善させるには「腹圧の回復」が必要です。

別名「お腹のコルセット」と呼ばれる圧の構造です。

腹圧を作り出す腹筋群の中でも特に重要なのが最深層筋である腹横筋です。

お腹を横断する腹横筋は「さらし」の様にお腹を包み腹圧を安定させてくれるのです。

そこで、しっかり腹横筋を使って腰痛の早期回復を図りましょう。

ターゲット

腹横筋

画像引用:https://www.fungoal.com

腹筋群の中でも最深層に位置する腹横筋は意識的に使えるものではありません。

呼吸に合わせて横隔膜と連動して活用されています。

そこで、腹横筋を意識的に使う場合には「ドローイン」という呼吸法が効果的です。

ただの「深呼吸」ですから誰でもできます。

方法

ネット上に非常にわかりやすいイラストがありますので、そちらを紹介します。

画像引用:https://www.fungoal.com

  • 仰向けに寝る
  • 膝を立てる(90度くらい)
  • 大きく息を吸う
  • ゆっくり時間を掛けて息を吐く(目標90秒)
  • 息を吐く際にお腹をゆっくり凹ませていく
  • お尻の穴も一緒に締める

これでドローインは終了です。

寝起き、寝る前、湯船に浸かっている時など、ちょっとしたときに取り組むだけで腰痛に変化が出てきます。

それはドローインを通して腰に安定性が増していくからです。

画像引用:https://article-image-ix.nikkei.com

こちらのイラストも大変わかりやすい「ドローイン」の解説となっています。

息を吐く時間が「30秒」となっていますが、最終目標は90秒くらいに設定して取り組んでください。

当院では理想は90秒、それを3回1セットとしています。

ドローインは効果的だが単独ではダメ

これは私自身の経験則なのですが、ドローインは単独で取り組んでも効果は薄いです。

ですが、他の筋刺激やストレッチと併用して「セット」で行うと「全体の効果の底上げ」に貢献します。

    • それだけでは不十分
    • でも、あれば効果は絶大

それが「腹横筋」の刺激、ドローインの特徴です。

正しくドローインを学びたい人はご相談下さい

ドローインは色々な専門家の方が「難しく」解説することが多いですが、実際は簡単です。

それでも「きちんとできているか不安」という方はお気軽にご相談下さい。

当院には吹田・摂津市千里丘で腰痛、ヘルニアにお悩みの方が正しいドローインを学びに来院されています。

正しい方法を学び、自宅で自分で取り組める様になりましょう!