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中殿筋を動かして腰痛を退治!
腰痛に大きく関わる関節に「股関節」があります。
腰痛の主犯格である「大腰筋」は本来、股関節の運動を担当する筋肉だからです。
大腰筋の緊張によって股関節が運動制限を受けると、大腰筋の走行に沿って腰椎も影響を受けます。
- 股関節の安定性の欠如
- 腰椎の過剰前弯
この二つが同時に起こるのです。
そこで、腰痛を改善させる為に、腰の前にまず「股関節の安定性」を確保するのは良くやる手です。
そしてそれには「中殿筋」の刺激が効果的です。
ターゲット
- 中殿筋
歩行時の安定性における「鍵」となる筋肉です。
この中殿筋が機能低下を起こすと正常な歩行が難しくなります。
正常な歩行が難しくなった時、歩行の負担すら吸収できずに腰痛が起こる事も多いのです。
具体的な方法
中殿筋は「機能低下」が起こりやすい筋肉ですので、ストレッチより「運動療法」が大切になります。
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「側方30度まで」の角度を意識して足を持ち上げてください。
これだけで十分です。
- 寝起き、寝る前に10回程度。
- 持ち上げ4秒、持ち下げ4秒。
- 持ち上げより持ち下げの方が大事です。
中殿筋をしっかり使う事によって股関節の安定性がグッと増します。
股関節の安定性が増すという事は特に女性の腰痛に対する効果が期待できるという事です。
何故なら、女性の腰痛は「股関節障害」が関わっている事が多いからです。
変化が無い場合は相談を。
中殿筋の刺激は腰痛の変化が比較的起きやすい運動になります。
もし、中殿筋の運動で変化が全く出てこない場合は一度当院までご相談下さい。
その腰痛の原因は股関節周辺の不安定性ではなく、腰椎や胸椎といったもっと上からの影響なのかもしれません。
個人個人で異なる腰痛のプロセスを検査で明らかにする事は大切です。
俊カイロには摂津、吹田市千里丘で腰痛、ヘルニアに悩む方が多数来院されていますのでご安心ください。