その5:ヘルニアを何とかするにはどうすればいい?
腰痛に比べても非常に厄介な椎間板ヘルニア。
程度が軽いのであれば余り気にすることはありませんが、坐骨神経痛などが起こっている場合はそれなりに対応を考えなくてはいけません。
症状の悪化を防ぐことと症状の改善を導くこと。この二つに同時に取り組むことが大事です。
方法1:とにかく絶対安静にしましょう
椎間板ヘルニアにおける特効薬は「時間薬」です。
ヘルニアを起こしたばかりの身体は相当疲労が溜っています。
ヘルニアの発症で一層の負担が掛かり、筋肉はヘロヘロの状態です。
そんな状態では何をしても逆効果ですので、ゆっくりと身体を休めてあげることに集中してください。
保存療法はとても身体に優しい確かな治療法といえるでしょう。
方法2:動ける様になってきたら病院へ
1~2週間身体を休めてあげればある程度は動ける様になります。
そうなったら病院に行って身体に起こっている状況を確かめましょう。
ヘルニアがあるならその程度はどれほどなのか。
何番の骨にヘルニアが起こっているのか。何より痛みの箇所とヘルニアの箇所は一致しているのかどうか。
画像診断からでないと見えない情報は沢山ありますので病院で治療を受けるかどうかは別にしてもレントゲン・MRIといった画像診断は受けてください。
どんな方法を選ぶにしても「確かな情報」は適切な治療・施術に必要不可欠となります。
方法3:選択肢は無数にある事を知ろう
椎間板ヘルニアの治療法についてはインターネットを調べると「保存療法」「運動療法」「薬物療法」「手術療法」といった病院での治療法が目に入ると思います。
これはインターネット検索が「病院の情報」「医者監修の情報」を優先的に扱っている為に起こっている現象です。
また、椎間板ヘルニアに対する治療行為は法律の問題上、医師にしかできないからです。
ですが、選択肢は無数にあります。
椎間板ヘルニアそのものへの治療行為ではなく、椎間板ヘルニアを起こす原因となった
- 「身体のバランスの崩れ」
- 「筋肉のバランスの崩れ」
- 「ゆがんだ姿勢」
- 「ゆがんだ神経経路」
を再調整することで椎間板ヘルニアを触る事なく椎間板ヘルニアによって起こった症状を改善に導くことは可能なのです。
椎間板ヘルニアに苦しめられている人の助けになる方法は思っている以上に沢山あるのです。
方法4:決めるのは自分自身です。
今の日本は「国家資格者」と「非国家資格者」の溝が非常に深いです。
立場上この両者がお互いを認め合う事は中々無いでしょう。
初めは誰もが思うはずです。
「やっぱり国家資格者の方が安心できる」と。
そこで改善が見られた場合はそれが一番です。
ですが望んだ結果にたどり着けない人もまだまだ沢山いるのです。
私もその一人でした。
評判の良い先生を手当たり次第に回りましたが何も変わらず時間とお金だけが浪費されていく状態に。
そんな時には「国家資格」「健康保険」の外側にも目を向けてみましょう。
想像していたのとは全然違う新しい世界が広がっています。「無資格者は不勉強だ」と指摘する「国家資格者」の先生は多いですが、
その逆であることの方が多かったです。
ですが、それはあくまで私個人の見解にすぎません。
- 自分はどうするのか。
- どの選択肢を選ぶのか。
それは結局自分自身が決断しなくてはいけないのです。