【過去記事】腰痛を克服する為の6つの方法

腰痛を克服する為の6つの方法

腰痛を克服する手段は一つではありません。色んな改善方法があります。大切なのはその中から「自分に適した方法」を見つけて組み合わせていく事です。頑張りすぎてもいけません。大事なのは「継続する事、生活の中に溶け込ませる事」です。失敗するケースは殆どが「頑張りすぎて挫折」となります。これはダイエットと全く同じですね。

方法1:適度な運動をする

一番手っ取り早く、腰痛解消以外の効果も期待できる方法です。

適度な運動をするというと「体重を減らす事が目的」だとイメージしてしまいますが、実はそうではありません。目的は「筋肉をしっかり使う習慣を持つ」という事です。筋肉をしっかり使うという事は「全身に血液を送り出す」という事であり「痛めている腰に栄養を送り届ける」事になるのです。

カロリー消費をする為ではなく痛めた腰を修復する材料を送り届ける為の運動。それが腰痛克服にはとても大切になってきます。※血液中にしっかり栄養を載せておく事も必要になります。

方法2:体重をコントロールする

腰痛を克服するうえで最も単純で最も効果的な方法は「減量」となります。これはどんな専門家や偉大な医師が反論をしたところで無力でしょう。腰骨にかかる負担は上半身の体重です。この負担は睡眠時以外は基本的に常に掛かりっぱなしとなるので大きな負担となっています。常に掛かりっぱなしという状況を克服するのは難しいので、代わりに「掛かり続ける重力」を軽くすることで腰への負担を下げていきます。非常に効果的な腰痛対策です。

即効性はなく、ジワジワと変化が生まれますがその効果は体重が安定している限り永久に続きます。

方法3:筋肉を強化する ※ムキムキ筋トレではありません。

非常に有効な腰痛対策で、カイロプラクティックの得意分野です。腰骨の負担を小さくするのではなく、腰骨を支える筋肉の「負担に対する許容量」を広げます。50㎏の負担にまで耐えられる筋肉を70㎏の負担まで耐えられるように強化するのです。1つの筋肉ではなく複数の筋肉を「チーム腰痛」として一緒に強化することで一層の相乗効果が生まれます。

但し、効果的な腰痛改善プログラムを作るためには

  • 「強い筋肉」
  • 「強すぎる筋肉」
  • 「弱い筋肉」
  • 「弱すぎる筋肉」
  • 「つながっている筋肉群」
  • 「つながっていない筋肉群」

を正確に把握する必要がありますが、これはもうカイロプラクティックのお家芸といえるでしょう。当院ではこの情報を「からだのカルテ」と名付けています。

方法4:神経を強化する

これも非常に有効な腰痛対策で、カイロプラクティックの得意分野となります。筋肉を強化するのではなく、今ある筋肉を100%使える様に神経を鍛えていく形になります。実は私達は日常生活の中で筋肉を100%使えている訳ではありません。精一杯力を入れても70%程度しか使えていない状況なのです。場合によっては60%以下という事も。

せっかくついている筋肉を使いこなせておらず、いわゆる「宝の持ち腐れ」となっています。

そこで筋肉を動かす神経を鍛えていく事で70%だった筋肉の稼働率を80%まで上げて、筋肉の量はそのままに筋力の底上げを図ります。これは基礎代謝も上がりますし、身体も引き締まるので見た目が変わります。女性には特におすすめの方法でしょう。

方法5:IT機器との距離を一定に保つ

これは特に現代の腰痛対策として効果的です。腰だけでなく手首、親指、首の諸症状の改善にも繋がります。布団の中でのスマホをやめる。入浴中のスマホをやめる。寝起きのスマホをやめる。これを日常習慣にしただけでも体には大きな変化が生まれます。

IT機器は眼の負担になるだけでなく、脳への強すぎる刺激となります。常に交感神経優位の状態になってしまうと血の巡りが非常に悪くなって腰痛を悪化させてしまうので「使うとき・使わないとき」をしっかり線引きして身体と眼と脳を休ませる時間も確保しましょう。

方法6:ストレス要因との距離を定める

現代型の腰痛に特に効果的なのがこの方法です。上記の方法1~5までは「心の重し」が特にない場合の腰痛には効果的となりますが、「心の重し」が乗っている場合は効果が持続しません。ストレスによる血流障害が起こっているからです。

この場合は自分の心に居座っている「ストレス要因」を絞り込み、「解決できるもの・できないもの」に分類し、解決できるものは解決を。解決のできないものは「向き合い方」を考える事で心の負担を軽くしていく事が大切です。男性の場合は会社の問題、女性の場合は地域のママ友等の問題が多い様です。

当院では複合的なプログラムを構築します。

色々と腰痛を克服するための方法を紹介してきました。当院では施術で「身体の状態をリセットする」事は前提として、腰痛を再発させない・予防することを目的にした「生活に投げ込む変化」を段階的にプログラム化します。

最初は小さな変化を生活に投げ込み、良い変化が生まれて来たら次の変化を投げ込みます。そうやって小さな変化を積み重ねる事で生活を自然な形で変えていき、腰痛予防を日常の中で図れるようにします。

知らない間に「患者力」が磨かれます

日常の中に小さな変化を投げ込んでいるうちに、段々と患者力が育まれていきます。これは「自分の身体と会話する力」です。以前までは「腰痛が出て初めて気付けた」事が「腰痛が起こる前に気付けた」という様に事前に身体からのSOSを感じ取る事ができるようになります。

症状が悪化する前に先手を打てるようになりますので1回の施術ですべて綺麗にリセットが掛かる様になります。これこそが理想的なセルフメディケーションの形です。

自分でできることは自分で、専門家に任せるところは任せましょう

腰痛対策は自分でできることが非常に多いです。そして腰痛は身体からのメッセージが非常に聞き取りやすい症状といえます。ですので、身体から「そろそろ危ないよ」とメッセージが来た場合は「自分で対応できるか・できないか」を判断して、大丈夫だったら自分で解決してしまいましょう。「これはまずい」と感じた場合は専門家に任せてください。

吹田市、摂津千里丘で腰痛、ヘルニアにお悩みの方が俊カイロに来院され、「身体を作りかえる」事で無事に卒業されています。

この瞬間にもまた一人、卒業をされているかもしれません。

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