「足が常に痺れる」
例えそんな状況であったとしても、
できる事は必ずある。
拘るべきは「痺れ」ではない。
「今、できる事」と「最善の方法」
この二つである。
拘るのは「矯正」より「改善」
カイロプラクティック最大の特徴は「即効性の関節矯正」です。
その為、「関節を触れない」状態の患者様はお断りする院も多い様です。※圧迫骨折や手術による関節の固定など
ですが、それは「カイロ的な手技・矯正に拘り過ぎ」だと私は考えています。
そもそも、患者様は「矯正をしてほしい」と来院される訳ではありません。
- 「今の状況を何とか変えたい」
- 「あなたにお任せしたい」
- 「無理は言わない。できる事だけでもして欲しい」
この様な切実な想いで我々を頼られます。
患者様が求めるのは「矯正」ではなく「改善」や「変化」です。
ならば、私たちが拘るポイントもそこ(改善)であるべきです。
- 大事なのは良くなる事
- 方法は問題にならない
「さする事」が救いになる事もある
私がこの様な考えになったのにはきっかけがあります。
当院に来られるまでに「うちでは触れません」と何度も断られた患者様。
私自身も「どうしたものか」と迷った時、患者様はこう仰いました。
「さすってもらうだけでも十分です」
ただ、擦るだけ。それでも患者様は本当に喜んでくださって、支払いの時には1万円を置いて帰られました。
師匠の1エピソードとして聞いた事がある話でしたが、まさか自分にもそんな事が起こるとは思いもしませんでした。
行き場を失った患者様には「さする」だけでも光になります。 求められているのは「痛みをとる」だけでありません。
- 「安心感」
- 「不安を取り除くこと」
- 「孤独からの解放」
- 「一緒に向き合ってほしい」
- 「寄り添ってほしい」
自分がカイロプラクターだからといってカイロに拘る必要は無かったのです。
自分が何の為に開業したのかを再確認させてもらいました。
改善に向けて最善を尽くす
当院では「今日とは違う明日」を実現する為に「今、できる事」を準備します。
そして、患者様の希望に沿った施術を「その人専用のオーダーメード施術」として組み立ててます。
それが例え「さすり」や「ほぐし」だけであっても迷いません。
それこそが代替医療の姿だと考えています。
「俊カイロが生まれた理由」