疲労のメカニズム

この記事」と繋がってくる話なのですが

筋力が低下する際、中枢神経からの信号は減弱していない。

つまり、疲労時に中枢神経からの電気刺激は減弱なく出力されている。

そして「神経筋接合部」「筋細胞膜」での電気刺激の減弱も見られない。

力が出ない、身体が重い、疲労とは:筋の単収縮において「最高張力に達する時間」の増加、「半減時間(弛緩までの時間)」の急激な増加がみられる。つまり「収縮」も「弛緩」もどちらも遅くなる。

中枢からの指示は通常通りで、実際の出力、弛緩が遅くなる。このギャップが「疲労感」と呼ばれるものの可能性が高い。そしてこの状態においては運動単位(筋繊維)の平均発火頻度が半減する。(神経インパルスは正常、筋活動が遅くなる。)

インパルスだけがどんどん積み上がっていき、ギャップが生まれるという事であろうか。

となると、、、筋疲労は「筋繊維の中」で完結しているのか!