検索情報とYoutubeの情報に価値を見出してはいけない。

ネットの情報は、と言いますか

「無料の情報は怖い」

当院では常にそう伝えています。

何故か。

「情報が無責任である」からです。だって無料なんですもん。

例えば「大きな筋肉の順番」といった検索をかけると色々な解説サイトが並びます。

が!

ふと気付く事があります。

その一覧がこちら。

  1. 大腿四頭筋 (1913㎥)
  2. 大臀筋 (864㎥)
  3. 三角筋 (792㎥)
  4. ハムストリングス (776㎥)
  5. 大胸筋 (676㎥)
  6. 上腕三頭筋 (620㎥)
  7. ヒラメ筋 (575㎥)
  8. 広背筋 (550㎥)
  9. 僧帽筋 (458㎥)
  10. 上腕二頭筋 (366㎥)

筋肉のサイズって実は研究者単位で結構バラつきがあるんですね。だから書籍ごとに数値が異なっているのが当たり前で。

でもネット上で目にする数値は見事に「順位」「数値」が横並びで。

同じ文献を参考にしているのかな?

同じ学校かセミナーの卒業生で資料が同じなのかな?

これ、ネット検索で出た情報を「コピペ」しているな。

少なくともその可能性が余りに高い。

だって引用元で書籍名が書いていない。引用URLすら書いていないサイトが99%。

引用ルールを理解していないままのコピペの可能性が余りに高い。

そういう訳です。

健康系の情報サイトは特にこれが多い。私はヘルニア時代に気付きました。

どのサイトを見ても「同じ言葉で同じ文章が並んでいる」という事実に。

これが「アクセス回数優先」かつ「手間を惜しんだ情報」の姿である。

つまりは「裏取りプロセスを省略している」という事。

私はそう確信しました。