ネットの情報は、と言いますか
「無料の情報は怖い」
当院では常にそう伝えています。
何故か。
「情報が無責任である」からです。だって無料なんですもん。
例えば「大きな筋肉の順番」といった検索をかけると色々な解説サイトが並びます。
が!
ふと気付く事があります。
その一覧がこちら。
- 大腿四頭筋 (1913㎥)
- 大臀筋 (864㎥)
- 三角筋 (792㎥)
- ハムストリングス (776㎥)
- 大胸筋 (676㎥)
- 上腕三頭筋 (620㎥)
- ヒラメ筋 (575㎥)
- 広背筋 (550㎥)
- 僧帽筋 (458㎥)
- 上腕二頭筋 (366㎥)
筋肉のサイズって実は研究者単位で結構バラつきがあるんですね。だから書籍ごとに数値が異なっているのが当たり前で。
でもネット上で目にする数値は見事に「順位」「数値」が横並びで。
同じ文献を参考にしているのかな?
同じ学校かセミナーの卒業生で資料が同じなのかな?
否
これ、ネット検索で出た情報を「コピペ」しているな。
少なくともその可能性が余りに高い。
だって引用元で書籍名が書いていない。引用URLすら書いていないサイトが99%。
引用ルールを理解していないままのコピペの可能性が余りに高い。
そういう訳です。
健康系の情報サイトは特にこれが多い。私はヘルニア時代に気付きました。
どのサイトを見ても「同じ言葉で同じ文章が並んでいる」という事実に。
これが「アクセス回数優先」かつ「手間を惜しんだ情報」の姿である。
つまりは「裏取りプロセスを省略している」という事。
私はそう確信しました。