はじめに
この文章は千里丘を中心に吹田、摂津、茨木、箕面、豊中エリアでぎっくり腰でお悩みの方向けです。
ぎっくり腰を何とかしたいあなたへ
正しく理解し、対処する事でギックリ腰を回復させていきましょう。
サクサク読める様に、本質的な部分だけまとめました。
ぎっくり腰は全3段階
ぎっくり腰はヘルニアの始まり
ぎっくり腰には3段階ありまして、第1・第2段階は「腰が固まる」「腰が痛い」程度で済みますが、重症となると「下手に動かすと骨に響く」「支えられない」レベルになります。
1・2段階と最後の段階はもう完全に別物です。
3段階目は「それなりの椎間板ヘルニア」だと思ってください。
ただ、1・2段階も「ヘルニアの赤ちゃん」ですので油断禁物です。
ぎっくり腰で椎間板が無傷という事はまずないです。
骨に響く理由は「ヘルニア」だからなんだよー
回復後の放置が危険
ぎっくり腰が癖になる原因です
ぎっくり腰の場合、3日間の安静で痛みの大半が収まっていきます。
ですので「やっちまった!」となった時は迷わず72時間の休息安静をしてください。
大事なのは3日後からの行動です。
やったー!治ったー!
ここで「治った」と判断し日常に戻ると「ぎっくり腰あるある」が始まります。
ぎっくり腰が「癖」になっちゃって・・・
半年~1年に1回のペースで再発したり、時々腰が「ピキッ」とする瞬間を味わったりと形は人それぞれです。
これは「ぎっくり腰」の痛みが取れただけで、腰の構造的な問題が「そのまま」になっている為に起こる問題です。
痛みが治まったらキチンとカラダを整えようねー!
なお、3日間経っても「変化が無い」場合は「ぎっくり腰」の先に状況が進行している可能性が高いです。
繰り返す度に悪化していく
ぎっくり腰は繰り返す度に腰が悪くなりますので注意してください。
痛みが回復したからといって、痛めた組織が元に戻った訳ではありません。
2~3日休めば良くなるから。
ぎっくり腰のベテランになると回復までの道筋が見えるので気持ちに余裕が出てきます。
実際、痛みに関しては回復をしていくのですが、カラダの方は徐々に傷が深くなっていきます。
ぎっくり腰の間隔が短くなったり、回復まで時間が掛かる様になるのはそれが理由です。加齢より放置の方がよほど問題なのです。
状況の悪化が原因なんです。
ぎっくり腰でお困りの際には、安静で痛みが回復したからといって「治った」と放置せずにカラダをしっかり整えてあげてください。
痛みも治まったしもう大丈夫。
ではなくて
痛みが治まったから、カラダを整えよう!
こちらが長期的な健康の面では正解です。
ぎっくり腰はヘルニアの母
同じ線の中にある家族です。
ぎっくり腰で来院される方が口にされる言葉があります。
「ぎっくり腰」は時々するけど「ヘルニア」ではないんです。
「腰椎捻挫」らしいです。「ぎっくり腰」ではないみたいです
基本的に全部同じです。腰がグキッとした時点で筋肉は捻挫し、椎間板は傷ついていると思ってください。
ヘルニアは始まってるんだよー!
一般的に「ヘルニアですね」と診断をされるのは第3段階レベルです。初期むし歯「C0」と同じで治療対象とならないだけです。
「ぎっくり腰」で安静後に痛みが治まっても放置しないでカラダを整えて下さいというのは、ヘルニアを進行させない為です。
それだけでも頭の片隅に置いておいてください。