先輩からのメッセージ

自分の世界も生徒も、皆が変わった(笑

吹田で中学教諭をしています。

元々は勤務先の部活指導の補助をお願いしたいと思い、こちらに連絡を取りました。

これから伸びていく子供達の指導を素人の自分が行うのはリスクが高いと判断したからです。

先生とお話をしていく中で「自分の身体を通して学習し、それを指導に落とし込んだほうが良い」とのアドバイスを頂き、私自身がお世話になることに。

お世辞抜きで世界が変わりました。

ここに来る事なく指導をしていたとしたら、きっと指導書やYoutubeの指導動画を参考にしていたと思います。

下手したら子供の可能性を抑え込んでいたかもしれない。

「練習の前に練習ができる身体を作ってあげてください」

この言葉が脳天に突き抜けました。そんな発想がそもそもなかった。意味がわからなかった。

練習を反復させて上手になっても意味がない。大切なことは生徒のポテンシャルを底上げすること。

教師よりよっぽど教師な感じがする先生です。

何より面白かったのは、その変化を当人が中々気付けないということ。

本人達は全く自覚がなく「前とあんまり変わってない気が・・・」と口を揃えて言っていました。

見てる側からは全然違うというのに。

これが本当の体を育むなのかと驚いた。

練習試合で前にあっさり負けたチームにあっさり勝てて「なんでだ?」とびっくりするくらいです。

相手の顧問の先生には「この期間で何をされたんですか?」と聞かれたくらいです。

当事者たちは「こっちが聞きたい」という始末。

その変化は私自身にも勿論起こりました。

全く変わった感じがしない。でも、実際に出ている力や動きは確かに違う。

感覚はそのまま、でも結果に変化が出ていた。

私の場合はお風呂の出入りや着替えでふと気付いた。

いつもの「よいしょ」がいらない。スッと動きが繋がっている。

「うわ!違う!」という感動はない。気づけば変わっていた。

「あれ。。。いつの間に」

身体を変えていくということにも色んな形があると知りました。

先生はこうも言ってました

「付け足す動きに意味はなく、生み出す動きに意味がある」

印象に残る言葉でしたが、まだ私はそれを理解できる段階ではないです(笑

知らないことで損をする事は多い。それを思い知った出会いでした。

ありがとうございます。そしてこれからもよろしくお願いします。

bszfv924 さん(2021/03/26)

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