全身調整を専門にするからこそ
可能な施術がある。
ここでしか受けられない施術
それを持たない院とは
「専門家」とは言えないのである。
0.全身調整の動画
全身調整のダイジェスト動画です。動画は4分半ですが、実際受けると2時間掛かります。
俊カイロの全身調整
俊カイロの全身調整は大きく分けると「5分類の施術」を同時に行う内容となります。
- 筋肉のバランス調整
- 内臓の調整
- 頭蓋骨の調整
- 骨盤の調整
- 背骨の調整
1分類で「専門院」として看板を掲げている院も多いですが、当院ではこの5分類の施術を1つの流れにまとめ上げました。それが全身調整です。
受け継いだ重みを大切にしています
当院最大の特徴である全身調整。
これは私一人で作り上げたものではなく、師が磨き上げたものに私のエッセンスを加えたものです。受け継いだものへの誇りと責任を持ちながら、今なお磨き続けています。
1.筋肉のバランス調整
全身調整の下ごしらえです。上下・左右・前後の筋肉バランスを整える事で、身体の奥に隠れている「根本の歪み」を炙り出します。
この作業を省くと「本当に矯正すべき関節」がいつまで経っても触診上に出てきません。
ですので、避けては通れない大切な施術です。
- 筋肉のアンバランスは「見せかけの歪み」を作る
- 筋肉のバランスが整うと「本当の歪み」が出てくる。
下半身(下肢)の筋肉調整
下半身は地面と直接触れている「土台」です。身体が作り出す「力」の支えとなる場所です。
この土台の筋バランスが崩れると、そこから上は全て崩れます。
ですので、何より優先すべきは「下半身の筋バランス」です。
まずは身体を支える土台を調整する事で、問題点を追い掛けていきます。
上半身(上肢)の筋肉調整
上半身の歪みを生み出す原因は、ほぼ「肩甲骨を使えていない」という状況です。
肩から上に問題を抱えている患者様は、腕の運動に「肩甲骨が参加していない」というケースが目立ちます。
そこで、肩甲骨を含めた「正しい腕の運動」を開放することで上半身の動きを正常化させていきます。
本来、腕とは「鎖骨から始まり、指先で終わるもの」なのです。
腹圧(体幹・お腹のコルセット)の調整
現代人はお腹に力が入っていません。
これは「座りっぱなし」「自転車」「自動車」が引き起こした現代病です。
その為、殆どの患者様には上半身と下半身を繋ぐ「力の中継点」が存在しておらず、足腰・腕に力がしっかり伝わりません。
これでは肩こり・腰痛、膝痛・神経痛に股関節痛も起こし放題です。
そこで、腹圧がしっかり入る様に調整し、上半身と下半身を繋ぐ「お腹のコルセット」を取り戻します。
「腰の入った運動」を取り戻すことで体に安定感が戻ってきます。
2.内臓の調整
飽食の日本では誰もが内臓を酷使しています。
アルコールやたばこだけの問題ではありません。口にする物の「量」も「質」も内臓が求めているものを逸脱しているのです。
内臓が弱るとそれだけで自律神経が狂い、日頃の代謝活動にも影響を及ぼします。
脳の意識が弱った内蔵へと向けられる為です。
「痛い」「だるい」「重い」といったわかりやすい自覚症状に意識が向きがちですが、実は身体の内側も弱っている事が多いのです。
ちなみに「肝臓は沈黙の臓器」と良く言われますが、内臓は全てが「沈黙の臓器」です。
肝臓はその中でも特に寡黙なだけだと覚えておいてください。
- 日本の食生活は内臓に負担である
- 全ての臓器が沈黙の臓器である
- 肝臓は特に寡黙な臓器であるだけ。
内臓の緊張を整える
首・肩・腰、いずれかに痛みを生じている患者様は大抵が内臓にも問題を抱えています。
緊張をしていない内臓はまずありません。
ですので、まずは身体の内側から緊張を整えて自律神経のバランスを取り戻していきます。
内臓の下垂状態を整える
日本人は「座りっぱなし」と「運動不足」によって内臓がズルズルと下がってきています。
骨盤が歪む原因の一つがこの内臓下垂です。
下垂する内臓にとって骨盤はうってつけの「容れ物」になります。
これは骨盤にとってはいい迷惑です。
そこで、内臓を引き上げ「あるべき場所」へ戻していきます。
当院ではドイツ製の「ニュートンベッド」を使用します。
自律神経の調整
お手製の小豆カイロや温熱マットを使用して自律神経を整えていきます。
筋肉が調整された状態で温熱療法と呼吸法を組み合わせると、副交感神経のスイッチが一気に入ります。
ここが寝落ちポイントです。
日常的に交感神経が活発になっている患者様にはとても効果的です。
身体の緊張が一気に抜けていきます。
※真夏は温熱は行いません。
- 自律神経が整うと眠気が凄まじい
- 自律神経の緊張具合がここでわかる
3.頭蓋骨の調整
現代人はストレス社会の中を生きているので、頭の圧力(内圧)が高くなっています。
- お腹の圧は抜けている
- 頭の圧は高くなっている
このアンバランスが身体にかなりの悪影響を及ぼしているのです。
ですので、当院では「頭」「お腹」どちらも整えていきます。
脳脊髄液の循環を整える
患者様の脳が「手」に対する警戒を解いた時点で、頭蓋骨調整に入ります。
いわゆる「脳脊髄液の調整」というものです。
- 篩骨
- 蝶形骨
- 前頭骨
- 側頭骨
- 後頭骨
- 頭頂骨
これらの頭蓋骨を微調整して「頭の呼吸(第二次呼吸)」を正常化させます。
頭蓋骨を専門にされる先生だと更に細かくポイントを分けますが、当院はあくまで脳脊髄液の循環を正常化させる事が目的です。
ですので、ポイントを厳選して各骨の縫合部位を大切にしています。
- 頭は独自の呼吸リズムを持っている
- 手の中で頭がうねりだす(本当に)
- 「うねり」こそが「動き」の証である
4.骨盤の調整
ここからが「全身調整」の本丸です。
上半身の負担を一手に受け止め、それを均等に分散させるのが「骨盤」です。
ここが歪むと偏った重心姿勢が生まれてしまい、様々な症状を生み出してしまいます。
ですので、しっかり整えて負担を受け止められる骨盤を取り戻します。
浮かび上がった「骨盤の固定」を取り除く
筋肉のバランスを整え、内臓を整え、自律神経を整えると、骨盤に「はっきりとした固定」が浮かび上がります。
これが矯正すべき問題点です。
ここで初めて「骨盤矯正=仙腸関節の矯正」を行います。
- どの関節面が固定しているか?
- どの方向に対して固定があるのか?
骨盤の歪みと固定の方向を確認した上で「からだが求めている方向」に対して矯正を行います。
仙腸関節は動きたがる関節なので、大きな力は必要ありません。
軽く「きっかけ」を提供するだけです。
これで腰が一気に軽くなる患者様が多いです。
5.背骨の調整
全身調整の仕上げです。
- 筋肉
- 腹圧
- 頭蓋骨
- 骨盤
全てが整いました。
この段階で「炙り出された歪み」を1つ1つ矯正していきます。
全身調整において「関節矯正」は最後の仕上げです。
施術の大半はこの矯正に向けての「下準備」と言えるでしょう。
※この段階で出てくる骨の歪みは施術はじめの検査で出た歪みとは「場所」も「質」も全く異なります。
※矯正に抵抗があるという方には別の方法で施術します。
胸椎の調整
首や肩、呼吸器系に症状を感じている患者様の場合、特に重要になってくるのが胸椎です。
- 肩が重たい
- 腕が動かしずらい・重い
- 呼吸が浅い
こういった腕周り~胸周辺に不便を感じている患者様の場合、胸椎から矯正を始めます。
※矯正に抵抗があるという方には別の方法で施術します。
頸椎の調整
首、腕、指先~足先までの問題を抱えている患者様の場合は、頸椎の調整を行います。
ここまで身体を整えた場合、からだは「最後のきっかけ」を求めているだけです。
「力で押す」のではなく「大胸筋の収縮」によって生まれた振動圧を「指先を通して伝える」事で頚椎の関節矯正は完成します。
「質量」ではなく「速度」で力を生み出すのが本来の頚椎矯正なのです。
※矯正に抵抗があるという方には別の方法で施術します。
腰椎の調整
腰から下に問題を抱えている患者様の場合は腰椎が重要となります。
また「猫背」「そり腰」等の姿勢の歪みが気になる方にとっても大切な部分です。
骨盤を調整した時点で大半の症状に変化は出ていますが、「何となく違和感が残ってる」という「あともう少し」の状態への対応となります。
- 股関節の違和感
- 膝関節の違和感
- 背中の違和感
腰の痛みに限らず、この様な違和感にも腰椎が関わっている場合がありますので、その場合も腰椎を矯正します。
※矯正に抵抗があるという方には別の方法で施術します。
全身が整った時、「本来の軽さ」を実感する
お疲れ様でした。
これが当院の全身調整の流れです。
川上から川下までを1回にまとめた施術ですので、どうしても長めの施術になります。
ですが、そのメリットはとても大きいです。
- 身体に起こる変化が自然で力強い
- 変化が定着しやすい
何より「からだの順序」に従った施術ですので、施術後には何とも言えない「軽さ」を感じて頂けます。
痛みの増減よりも、身体の軽さを通じて変化を感じ取る事。
それは身体と向き合う上でとても大切な感覚です。
それをゆっくりと思い出して頂く事もまた当院の特徴といえるでしょう。
次は
「自分を作り変えるという事」